福知山市議会 2011-09-07
平成23年第4回定例会(第1号 9月 7日)
平成23年第4回定例会(第1号 9月 7日) 平成23年第4回
福知山市議会定例会会議録(1)
平成23年9月7日(水曜日)
午前10時00分 開会
〇出席議員(26名)
1番 塩 見 日出勝 2番 森 下 賢 司
3番 田 中 法 男 4番 足 立 伸 一
5番 吉 見 茂 久 6番 桐 村 一 彦
7番 藤 田 守 8番 谷 垣 和 夫
9番 田 渕 裕 二 10番 稲 葉 民 俊
11番 芦 田 眞 弘 12番 稲 垣 司 郎
13番 木 戸 正 隆 14番 大 谷 洋 介
15番 中 島 英 俊 16番 吉 見 純 男
17番 谷 口 守 18番 高 宮 辰 郎
19番 奥 藤 晃 20番 和 田 久
21番 野 田 勝 康 22番 荒 川 浩 司
23番 高 橋 正 樹 24番 大 槻 富美子
○(
野田勝康議長) 次に、日程第1に入ります。
会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日から来る9月30日までの24日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(
野田勝康議長) ご異議なしと認めます。
よって、本定例会の会期は、本日から24日間と決定をいたしました。
◎日程第2 議第17号から議第52号まで(報第5号及び報第6号を含む)
○(
野田勝康議長) 次に、日程第2に入ります。
お手元に届いております議案書の議第17号、平成23年度福知山市
一般会計補正予算(第2号)から、議第52号、
土地改良事業の施行についてまでの36議案を一括議題とし、これより提案理由の説明を求めます。
なお、報第5号及び報第6号についてもあわせて報告をお願いをいたします。
市長。
○(松山正治市長) (登壇) 皆さん、おはようございます。
ただいま上程されました諸議案につきまして、ご説明を申し上げたいと思います。
初めに、先日の台風12号の襲来では、幸い福知山市におきましては大きな被害はなかったものの、記録的な豪雨により紀伊半島を中心に日本全国に甚大な被害をもたらし、亡くなられた方を含めて、まだ今だに行方のわからない方がいらっしゃるなど、改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われました方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。
今回、提出をいたしました補正予算は、緊急に予算措置を必要とするもの、国、府等の補助事業の確定に伴いますもの、そのほか予算措置を講ずる必要があると判断したものにつきましてお願いいたしております。
まず、議第17号、
一般会計補正予算でございます。
今年度は市民が希望ある将来像を描き、市民の皆様が生き生きと安心して暮らせるまちの実現のため、福知山の未来をつなぐ創造戦略の施策を着実かつ効果的に実施するとともに、市民ニーズに対応した施策を適時的確に実施するための市民協働のまちづくりを推進し、あわせて限られた財源と人員を最大限に活用し、施策の選択と集中を図りながら、中長期的な財政運営を見据えた持続可能な財政構造を実現することとして取り組んでいるところであります。
未曾有の
東日本大震災から約半年が経過し、震災直後の
サプライチェーンの障害の問題は着実に回復していますが、急激な円高による景気の減速でありますとか、電力不足の問題により国内産業の空洞化が危惧され、本市における雇用情勢は昨年と比べますと有効求人倍率は改善してきたものの、円高等による厳しい経済情勢から楽観視ができない厳しい状況であります。
本市といたしましても、事業の早期発注に努め、早期に事業の効果があらわれるように効率的な予算執行により迅速に対応を図ることとして、健全な財政運営を行わなければならないと考えておるわけでございます。
以下、歳出予算の主なものにつきまして、その概要につきましてご説明申し上げたいと思います。
まず、子育て、教育の推進事業として、夜久野地域の3小学校の統合を機に、統合校となる夜久野中学校の校舎を一体的に整備し、小中一貫教育、仮称ではございますけれども、夜久野学園の平成25年4月開校を目指すために、必要な校舎建設のための実施設計業務の経費でありますとか、京都府
こども未来基金を活用した
子育て支援特別対策事業の実施経費のほか、
予防接種施行令の改正により、
日本脳炎予防接種の定期接種の機会を逃した人が、特例で20歳を期限として予防接種ができるようになったために、補正をお願いするものであります。
次に、
地域活性化対策としまして、
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金や農地・水・
環境保全対策事業など、追加の補助採択がありましたので、補正をお願いするものや、台風2号による災害により甚大な被害を受けました茶園に対して、樹勢回復などに要する経費につきまして補正をお願いするものでございます。
また、
安心安全対策事業としまして、
東日本大震災の教訓により通信手段を確保する機能として、衛星携帯電話を配備する経費や、市民の安心安全を確保するため、環境放射線の
簡易放射線測定器を購入する経費について補正をお願いいたしますとともに、ことしの5月9日から13日の豪雨及び5月29日から30日の台風2号による
農地農業施設、道路や河川等の災害復旧に必要な経費につきまして、補正をお願いするものでございます。
さらに
雇用景気対策といたしまして、
緊急雇用特別対策事業を活用しまして、
道路維持管理のための
パトロールモデル事業や学校図書館に
司書教諭補助員を配置する経費につきまして補正をお願いするものであります。
以上が一般会計の歳出予算の主な概要でありまして、補正総額は2億8,820万2,000円で、補正後の
一般会計予算額は400億9,971万8,000円となるものでございます。
次の議第18号、
国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、超過交付を受けました療養給付等の返還と平成22年度の決算収支が確定いたしましたので、
保険事業基金に剰余金を積み立てするものであり、議第19号、
介護保険事業特別会計補正予算につきましては、超過交付となっておりました介護給付費の返還と平成22年度の決算収支が確定いたしましたので、
介護給付費準備基金、
介護サービス事業基金にそれぞれ剰余金を積み立てするものであります。
議第20号、
後期高齢者医療事業特別会計補正予算につきましては、健康診査の受診者数の増加分を補正するものであります。
次に、条例について申し上げます。
議第21号、福知山市税条例等の一部改正及び議第22号、福知山市
都市計画税条例の一部改正につきましては、地方税法の一部改正する法律等の制定に伴い、所要の規定の整備を行うものであります。
議第23号、福知山市
公設地方卸売市場条例の一部改正につきましては、市場の施設について指定管理者による管理等をするための所要の規定の整備を行うものであります。
議第24号、
福知山市立公民館条例等の一部改正につきましては、地域公民館の整備に伴い、所要の規定の整備を行うものであります。
議第25号から議第45号につきましては、いずれも平成22年度の福知山市一般会計及び特別会計並びに
公営企業会計の決算につきまして、監査委員の監査を終えましたので、その意見を付して提出しており、それぞれ議会の議決をいただくものであります。
決算収支につきましては、
集中改革プランに基づき人件費の削減や事務事業の見直し、公債費負担の軽減等に引き続き取り組むこととし、健全な行財政基盤の構築に努めた結果、一般会計では実質収支におきまして9億7,247万3,472円の黒字となり、昭和47年度以来35年連続の黒字決算を確保することができました。
特別会計につきましては、黒字会計が9会計となり、前年度より1会計の減となっております。また、赤字会計につきましては3会計となり、前年度より1会計の減となっております。
さらに収支ゼロの会計につきましては5会計となり、前年度より2会計の増となっております。
企業会計につきましては3事業とも純収益となり、前年度と比べますと2事業会計が純収益となったものであります。
また、
財政健全化判断比率につきましても、いずれの数値につきましても昨年度より改善された数値となり、各指標とも昨年度に引き続き
早期健全化基準、
経営健全化基準の範囲内でありました。
議第46号、
工事請負契約の締結につきましては、高
機能消防指令システム設置工事の契約であり、議第47号、
工事請負契約の締結につきましては、
仲ノ坪北貯留施設築造工事の契約であり、いずれも契約の締結につき議会の議決が必要でありますので、提出いたしております。
議第48号から議第50号の
工事請負契約の変更につきましては、川口地域ほか、夜久野地域ほか、庵我地域ほかの
FTTH網整備工事の変更契約であり、いずれも契約の変更につき議会の議決が必要でありますので、提出いたしております。
議第51号、
過疎地域自立促進市町村計画の変更につきましては、昨年度に策定された計画の事業箇所の追加に伴う変更が生じたもので、議会の議決をお願いするものであります。
議第52号、
土地改良事業の施行につきまして、災害による農地、
農業施設災害復旧に伴う
土地改良事業の施行であり、議会の議決が必要でありますので提出いたしております。
以上、提案理由の概要につきまして申し述べましたが、細部につきましては財務部長が説明いたしますので、慎重にご審議をいただきまして、速やかにご賛同賜りますことを切にお願いいたしまして、説明とさせていただきます。
○(
野田勝康議長) 財務部長。
○(長坂 勉財務部長) (登壇) 失礼をいたします。
本定例会に上程をされました諸議案並びに報告につきまして、細部の説明を申し上げます。
まず最初に、本日説明に用います資料の確認をお願いをいたしたいと思います。
まず、横長の平成23年度福知山市
一般会計歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。
次に、平成23年第4回
福知山市議会定例会議事事件目次、いわゆる議案でございます。
それと決算関係の資料でございますが、平成22年度
歳入歳出決算に係る主要な施策の成果説明書、それと企業会計の関係でございますが、平成22年度福知山市
企業会計決算書、ガス事業、水道事業、それと福知山市
企業会計決算書、病院事業でございます。この資料によりまして順次、五つの資料に基づきましてご説明をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
議第17号から議第20号までの議案につきましては、いずれも補正予算にかかわります議案でございますので、お手元に配付をいたしております
予算事項別明細書によりましてご説明を申し上げます。
議第17号、平成23年度福知山市
一般会計補正予算(第2号)でございますが、恐れ入りますが、
事項別明細書の5ページをお願いいたします。
歳出でございますが、総務費の企画費300万円の補正につきましては、第4次
総合計画後期計画策定事業として補正をお願いするものでございまして、平成24年度に計画書を作成することといたしておりましたが、スケジュールを前倒しをいたしまして、平成24年度の
計画スタートに合わせまして、平成23年度に計画書を作成し、広く市民の皆様に周知を図ることといたしまして、補正をお願いするものでございます。
次の交通対策費777万円の補正につきましては、
地域公共交通調査事業として補正をお願いするものでございまして、今年度、国土交通省におきまして創設をされました
地域公共交通確保維持改善事業の
地域公共交通調査事業として実施するものでございまして、実施主体である福知山市
地域公共交通会議に対する負担金につきまして補正をお願いするものでございます。
次の
地域交流推進費310万円の補正につきましては、一つ目は特産品活用による
三和地域活性化事業の60万円をお願いするものでございまして、市民公募により立ち上がりました
丹波三和活性化協議会が行う調査研究に対しまして、
財団法人地域活性化センターから合併市町村、住民組織、
活性化支援事業助成金の補助採択がありましたので、補正をお願いするものでございます。
二つ目は
コミュニティ助成事業として250万円をお願いするものでございまして、
上荒河自治会が整備をいたします放送設備に対しまして、
財団法人自治総合センターの
一般コミュニティ助成事業の補助採択がありましたので、補正をお願いするものでございます。
6ページをお願いをいたします。
民生費の老人福祉費3,471万6,000円の補正についてでありますが、一つ目は
後期高齢者医療事業特別会計繰出金として231万6,000円をお願いするものでございまして、
健康診査業務の受診者の増加に対する経費の補正に対します市の負担分につきまして、
後期高齢者医療事業特別会計に対して繰り出しを行うものでございます。
二つ目は
介護基盤緊急整備特別対策事業として補正をお願いするものでございまして、6月補正予算に続きまして、今回、小規模多
機能型居宅介護施設整備に対しまして補助採択がありましたので、
開設準備助成経費と合わせまして3,240万円の補正をお願いするものでございます。
7ページをお願いをいたします。
児童福祉総務費1,559万1,000円の補正についてでありますが、一つ目は
子ども手当支給事務事業として100万円の補正をお願いするものでございまして、平成23年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法の施行に伴いまして、現行の子ども手当のシステムを変更する必要がございますので、その改修経費をお願いをいたしております。
二つ目は、
子育て支援特別対策事業といたしまして1,459万1,000円をお願いするものでございまして、地域の実情に応じた
子育て支援活動の取り組みを行うことにより、すべての家庭が安心して子どもを育てることができるような環境を整備するため、一つ目は
児童虐待防止対策緊急強化事業として、
児童虐待防止啓発用機器等の整備を。さらにもう一つは
地域子育て創生事業といたしまして、各保育園や児童館などで取り組むための備品整備などを行う経費についてお願いをいたしております。
8ページをお願いをいたします。
衛生費の予防費2,961万9,000円の補正についてでありますが、
日本脳炎予防接種事業として2,961万9,000円の補正をお願いするものでございまして、平成23年5月20日、
予防接種施行令等の一部改正によりまして、平成17年度の積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した人に対しまして、20歳を期限といたしまして
定期予防接種ができるようになったことにより、接種希望者の増加が見込まれ、予算に不足が生じますので補正をお願いするものでございます。
9ページをお願いをいたします。
労働費の
緊急雇用特別対策事業費1,439万9,000円の補正についてでありますが、府の
緊急雇用対策基金を活用して雇用の機会を創出するものでございまして、今回は
道路維持管理パトロールモデル事業と
学校図書館機能充実事業の2事業を実施するもので、新たに27人の雇用を創出するものでございます。
10ページをお願いをいたします。
農林業費の農業振興費1,779万7,000円の補正についてでありますが、一つ目は
茶業振興対策事業として575万円をお願いするものでございまして、新規茶園の造成やせん茶から玉露への品質向上を図るため、被覆だな施設の整備に対しまして補助を行うものでございます。
二つ目は、
茶緊急樹勢回復助成事業といたしまして219万円をお願いするものでございまして、台風2号による災害により甚大な被害を受けました茶園に対しまして、樹勢回復に要する肥料の共同購入に対しまして補助を行うものでございます。
三つ目は、
農業経営緊急回復支援事業として505万1,000円をお願いするものでございまして、台風2号で被害に遭った茶園につきまして、遮光資材や肥料など農業資材等の共同購入経費に対して補助を行うものでございます。
四つ目は、農地・水・環境保全向上対策事業として480万6,000円をお願いするものでございまして、農業施設の長寿命化の取り組み活動を行う協定に対して支援する農地・水保全管理支払交付金と環境負荷低減に取り組む農家に対する支援として、環境保全型農業支払交付金をそれぞれお願いするものでございます。
次に農地費、783万円の補正についてでありますが、
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金として夜久野町副谷の農道舗装工事を実施するものでございます。
11ページをお願いをいたします。
商工費の観光費20万円の補正についてでありますが、平成の城下町福知山賑わいづくり事業として20万円の補正をお願いするものでございまして、NHK大河ドラマ誘致推進協議会が設立されたことによります構成市町の負担金として支出するものでございます。
12ページをお願いをいたします。
土木費の橋りょう維持費600万円の補正についてでありますが、橋りょう維持管理事業として600万円の補正をお願いするものでございまして、舞鶴若狭自動車道をまたぎます市管理の橋梁三和跨道橋に剥落防止ネットを設置するための工事負担金を支出するものでございます。
13ページをお願いをいたします。
消防費の非常備消防費4,924万8,000円の補正についてでありますが、消防団員公務災害補償経費として4,924万8,000円の補正をお願いするものでございまして、
東日本大震災により多数の消防団員が活動中に死亡や行方不明となり、消防団員等公務災害等補償等共済組合の支払準備金が不足することとなり、消防団員等公務災害補償等
責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令が公布をされまして、今年度限りにおきまして掛金を引き上げ、公務災害補償に要する経費に対応することとなり、本市負担分を支出するものでございます。
次に、災害対策費114万円の補正についてでありますが、一つ目は災害時資機材整備事業として70万4,000円の補正をお願いするものでございまして、
東日本大震災の教訓により、固定電話や携帯電話が使用不能になった場合に通信手段を確保するため、衛星携帯電話を市役所に配備するものでございます。また、市民の安全安心を確保するため、環境放射線の
簡易放射線測定器を購入するものでございます。
二つ目は、災害ボランティア支援事業として40万円の補正をお願いするものでございまして、
東日本大震災により必要とされる被災地へのボランティア派遣を円滑、迅速に対応できるよう支援を行うものでございます。
14ページをお願いいたします。
教育費の教育振興費121万5,000円の補正についてでありますが、スクールサポーター配置事業として121万5,000円の補正をお願いするものでございまして、1学期の児童生徒の状況や支援を必要とする転校生に対応するため、追加配置を行うものであります。
15ページをお願いいたします。
教育費の学校建設費1,000万円の補正につきましては、(仮称)夜久野学園整備事業として1,000万円の補正をお願いするものでございまして、夜久野地域の3小学校の統合を機に、統合校となる校舎につきまして夜久野中学校の校舎を有効活用し、施設を一体的に整備するため、校舎建設に伴う実施設計業務委託を行うものでございます。
16ページをお願いをいたします。
災害復旧費の農林施設等災害復旧費6,726万8,000円の補正についてでありますが、いずれも平成23年5月10日から11日の豪雨及び5月29日から30日の梅雨前線豪雨による被災箇所を早期に復旧するための経費でございます。
一つ目は、農地農業用施設災害復旧事業として6,274万4,000円の補正をお願いするものでございますが、被災した頭首工、水路、道路などの復旧を行うものでございます。
二つ目は、林道施設災害復旧事業として452万4,000円の補正をお願いするものでございまして、被災した路肩の復旧を行うものでございます。
17ページをお願いいたします。
災害復旧費の土木施設災害復旧費1,934万5,000円の補正についてでありますが、平成23年5月10日から11日の豪雨や5月29日から30日の梅雨前線豪雨による被災箇所を早期に復旧するための経費でございます。
一つ目は、道路橋りょう災害復旧事業として304万5,000円の補正をお願いするものでございまして、被災した舗装、路肩の復旧を行うものでございます。
二つ目は、市営住宅災害復旧事業として、940万円の補正をお願いするものでございまして、部分的な土砂崩れが発生した市営住宅猪崎団地の法面の復旧を行うものでございます。
三つ目は、河川災害復旧事業として690万円の補正をお願いするものでございまして、護岸、裏込めなどの復旧を行うものでございます。
以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、3ページにお戻りをお願いをいたします。
歳出にかかわる歳入でございますが、地方交付税4,924万8,000円は、特別交付税を消防団員公務災害補償経費の財源に充てるものでございます。分担金及び負担金の農林業費分担金301万5,000円でありますが、一つ目は農業費分担金282万8,000円で、
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業及び農地農業用施設災害復旧事業にかかるものでございます。
二つ目は林業費分担金18万7,000円で、林道施設災害復旧事業にかかるものでございます。
次に、国庫支出金、国庫負担金の災害復旧費国庫負担金284万8,000円は公共土木施設災害復旧費負担金で、公共土木施設災害復旧事業にかかるものでございます。
次に、府支出金、府補助金の民生費府補助金4,799万1,000円でございますが、一つ目は社会福祉補助金3,240万円で、介護基盤緊急整備等特別対策事業にかかるものでございます。
二つ目は児童福祉補助金1,559万1,000円で、
子育て支援特別対策事業に京都府
こども未来基金を活用するものでございます。
次に、労働費府補助金1,439万9,000円は
緊急雇用特別対策事業費補助金で、
緊急雇用特別対策事業にかかるものでございます。
次に、農林業費府補助金1,480万1,000円は、農業費補助金1,480万1,000円で、
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業、
茶業振興対策事業、
農業経営緊急回復支援事業、農地・水・環境保全向上対策事業にかかるものでございます。
次に、災害復旧費府補助金5,876万3,000円は農林施設等災害復旧費補助金で、農地農業用施設の災害、それから林道施設災害にかかるものでございます。
次に、諸収入の雑入の1,387万円でございますが、一つ目は
地域公共交通調査事業返戻金の777万円にかかるものでございます。
二つ目は
コミュニティ助成事業助成金250万にかかるものでございます。
三つ目は、合併市町村住民組織
活性化支援事業助成金60万にかかるものでございます。
四つ目は、高速道路関連社会貢献協議会助成金300万円にかかるものでございます。
次に、市債の関係でございます。市債の農林業債、農業債220万円は、活性化プロジェクト支援交付金にかかるものでございます。
次に、教育債、小学校事業債1,000万円は、(仮称)夜久野学園整備事業にかかるものでございます。
次に、災害復旧債1,210万円でございますが、一つ目は農林施設等災害復旧事業債540万円で、減免補助災害にかかるものが500万円、林道施設災害復旧事業にかかるものが40万円でございます。
二つ目は土木施設災害復旧事業債670万円で、公共土木施設災害復旧事業にかかるものが140万円、単独災害復旧事業にかかるものが530万円でございます。
繰越金5,896万7,000円は、繰越金を補正財源とするものでございます。
以上によりまして、一般会計は1ページから2ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに2億8,820万2,000円を追加をいたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに400億9,971万8,000円とするものでございます。
続きまして、特別会計の補正予算につきましてでありますが、22ページをお願いをいたします。
議第18号、平成23年度福知山市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、国民健康
保険事業基金積立金1億5,092万2,000円の補正は、前年度繰越金から返還金を除きました額を基金に積み立てるものでございます。
23ページをお願いをいたします。
償還金3,246万8,000円は、療養給付費等負担金返還金でございまして、超過交付となりました国庫負担金を返還するものでございます。
補正額は歳入歳出ともに1億8,339万円でございまして、これによりまして歳入歳出の総額を19ページから20ページにかけての総括のとおり、歳入歳出ともに79億7,939万円とするものでございます。
28ページをお願いをいたします。
議第19号、平成23年度福知山市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、
介護給付費準備基金積立金4,449万1,000円の補正は、前年度繰越金から返還金を除いた額を基金に積み立てるものでございます。
29ページをお願いをいたします。
償還金1,562万4,000円は、介護給付費負担金等返還金でございまして、超過交付となりました国庫負担金、府負担金を返還するものでございます。補正額につきましては、歳入歳出ともに6,011万5,000円でありまして、これによりまして歳入歳出の総額を25ページから26ページにかけましての総括のとおり、歳入歳出ともに67億1,111万5,000円とするものでございます。
34ページをお願いをいたします。
介護サービス事業勘定でございますが、
介護サービス事業基金積立金551万9,000円は、前年度の決算黒字を
介護サービス事業基金に積み立てるものでございます。
その結果、31ページから32ページにかけての総括のとおり、補正額は歳入歳出ともに551万9,000円で、歳入歳出の総額を歳入歳出ともに3,251万9,000円とするものでございます。
38ページをお願いをいたします。
議第20号、平成23年度福知山市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、健康診査費405万8,000円の補正は、後期高齢者医療保険事業として実施するものでございます。
37ページをお願いをいたします。
歳入は一般会計繰入金231万6,000円と、雑入の健康診査事業補助金174万2,000円でございます。その結果、補正額は35ページから36ページにかけての総括のとおり、歳入歳出ともに405万8,000円、歳入歳出の総額を歳入歳出ともに17億1,625万8,000円とするものでございます。
以上で補正予算の説明を終わらせていただきまして、次に条例関係につきまして説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の17ページをお願いをいたします。
議第21号、福知山市税条例等の一部改正につきましては、地方税法等の改正によるものでございまして、福知山市税条例の一部改正についてでありますが、主な内容といたしましては本文3行目第7条、4行目第8条、さらに下から3行目第31条の9におきまして、正当な理由なく市税に関する申告を怠った場合におけます科料を3万円から10万円に引き上げ、たばこ税についても同様の科料の規定を加えるものでございます。施行期日につきましては、公布の日から起算して2月を経過した日でございます。
次に、17ページの中ほどの第26条の6、それから18ページの最初の附則第7条の4におきまして、給付金全額控除の適用下限額を5,000円から2,000円に引き下げることとしたものでございます。施行期日につきましては、公布の日からでございます。
次に、18ページの中ほどより少し上の附則第8条以下におきまして、肉用牛の売却による事業所得にかかる市民税の課税の特例につきまして、適用期限を平成24年度から平成27年度に、3年延長するものでございます。施行期日は平成25年の1月1日であります。
次に、18ページの下から8行目、附則第10条の2につきまして、高齢者の居住の安定確保に関する法律の一部改正に伴います文言の整理を行うものでございます。施行期日は平成23年10月20日でございます。
18ページの下から4行目以下の附則第16条の3、以下20ページの第2条までの項目につきましては、地方税法等の一部改正に伴います文言の整理を行うものでございます。
次の20ページの第2条福知山市税条例の一部を改正する条例の一部改正につきましては、非課税口座内、上場株式等の譲渡にかかる市民税の所得計算の特例の施行期日を平成25年1月1日から平成27年1月1日に改めるものでございまして、特例を適用する年度分の個人の市民税につきましては、平成25年度以後も平成27年度以後に改めるものでございます。施行期日につきましては公布の日からでございます。
23ページをお願いをいたします。
議第22号、福知山市
都市計画税条例の一部改正についてでありますが、地方税法等の改正により、適用の項がずれたことによる文言を整理するものでございます。施行期日は公布の日からでございます。
25ページをお願いをいたします。
議第23号、福知山市
公設地方卸売市場条例の一部改正についてでありますが、福知山市公設地方卸売市場を指定管理者による管理とするため、所要の規定の整備を行うものでございます。
主な内容といたしましては、25ページの中ほどの第2条の2で指定管理者による管理を、第2条の3で指定管理者が行う業務を、26ページ第2条の4で指定管理者が行う管理の基準を、20条の2で営業報告書の提出を、さらに28ページ、第70条の2で個人情報の規定を整備をいたしております。
附則第1項で、施行期日につきましては平成24年の4月1日といたしておりますが、第2項、第3項につきましては公布の日から施行するものでございます。
29ページをお願いをいたします。
議第24号、
福知山市立公民館条例等の一部改正についてでありますが、福知山市立地域公民館の整理に伴い、所要の規定の整備を行うものでございます。主な内容でございますが、福知山市立公民館条例の一部改正では、第2条で市立公民館の名称及び位置の整理を、第3条で公民館運営審議会委員の定数を、さらに別表におきまして名称を改めるとともに、開設時間、基本使用料につきまして改めるものでございます。
30ページをお願いをいたします。
福知山市学習等共用施設条例の一部改正では、第2条で福知山市学習等共用施設条例に、福知山市中夜久野集会所を加えるものでございます。
福知山市大江町過疎地域集会施設条例の一部改正につきましては、施設使用時間、使用料を改めるものでございます。施行期日につきましては平成24年の4月1日でございますが、福知山市中夜久野集会所の使用許可につきましては、施行日前でも行うことができるものとし、市長が行うこととするものでございます。
31ページをお願いをいたします。
議第25号、平成22年度福知山市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから、65ページでございます、議第42号、平成22年度福知山市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてにつきましては、ご説明をさせていただきます。
まず、お手元に配付をさせていただいております、平成22年度
歳入歳出決算にかかる主要な施策の成果説明書によりまして、ご説明を申し上げます。
3ページをお願いいたします。
決算の概要についてでありますが、前段で国並びに本市の予算編成、及び財政運営の記帳後、概括をいたしております。後段には収支決算の状況を記述をいたしておりますので、後ほどお目通しを賜りたいと存じます。
5ページをお願いいたします。
各会計の決算集計表でございます。平成22年度一般会計、特別会計合わせまして18会計ございまして、黒字会計は一般会計を初め10会計、赤字会計が3会計、収支差し引きゼロの会計が5会計となっております。
まず、一般会計でございますが、平成22年度の歳入総額は425億3,111万4,896円で、前年度に対しまして20億9,185万1,508円の増。また歳出の総額は409億8,934万1,958円で、前年度に対しまして16億5,658万2,930円の増でございます。
歳入歳出の差し引きであります、いわゆる形式収支、Cの欄でございますが、15億4,177万2,938円で、この額から翌年度に繰り越すべき財源、5億6,929万9,466円を差し引きをいたしました一番右の欄の実質収支につきましては、9億7,247万3,472円で、昭和47年以来39年連続で黒字決算を確保したところでございます。
なお、この実質収支につきましては、その2分の1を財政調整基金に積み立てをいたしまして、残額、残りにつきましては平成23年度へ繰り越し措置を講じたところでございます。
歳入の総額が対前年度に比べまして増となっておりますのは、市税収入が景気回復の兆しはあったものの、市税全体では減となる中で、地方交付税や臨時財政対策債が増加したことや、国の緊急経済対策事業や子ども手当の事業、『e−ふくちやま』整備事業を初めとする合併特例債事業の実施に伴いまして、国庫支出金や市債等が増加したことが主な要因でございます。
その一方で、財政調整基金、それから減債基金の繰り入れは行わずに財政の健全化に努めたところでございます。
また、歳出の総額が対前年度に比べまして増となっておりますのは、職員数の削減等による人件費の減や公債費についても繰上償還の実施により減となったものの、経済環境の悪化に伴います生活保護費等の増や子ども手当の実施による扶助費の増加や、『e−ふくちやま』整備事業や埋立処分場整備事業など、大型事業の進捗、それに災害復旧事業の増に伴います投資的経費が増加したものでございます。
次に特別会計でございます。
まず、国民健康保険事業でございますが、後期高齢者医療制度導入後、被保険者の減少はありますものの、医療費の増大によります非常に厳しい状況の中で、前年度繰越金や一般会計及び基金から繰り入れを行いますとともに、調整交付金等の財源確保に努めました結果、一番右の欄の実質収支は1億8,338万8,721円の黒字決算を確保したところでございます。
次の診療所費でございますが、本事業につきましては僻地医療対策として医療活動を行っておりますもので、患者数、件数、診療収入におきましてすべて減少しております。一般会計からの繰り入れによりまして収支の均衡を図ったものでございます。
と畜場費につきましては、収支差し引きゼロでございます。
次に、簡易水道事業でございますが、一番右の欄の実質収支は674万4,832円の黒字決算となっております。平成21年度までに公的資金繰上償還を行い、経営の健全化を図る一方、一般会計からの繰り入れ等によるものでございます。
なお、合併協定項目に基づきまして、旧市域と旧3町域の使用量メーター口径別の料金体系に統一をいたしたところでございます。
次に、下水道事業でございますが、管渠の累計延長は498.415キロメートル、下水道整備済区域は2,326.3ヘクタール、整備率が89.8%、水洗化率が97.1%、本市全人口に対します公共下水道の水洗化可能人口比率、いわゆる普及率でございますが、80.1%でございます。
決算収支でございますが、これまでから公的資金補償金、補償金の免除、繰上償還などを行うなど、経営の健全化に努めますとともに、一般会計からの繰り入れを受ける中で、一番右の欄の実質収支につきましては2億8,793万6,680円の黒字決算となっております。
次に、宅地造成事業でございますが、分譲地の売却を平成17年度より開始をいたしまして、平成22年度末で71区画の売却を行っております。決算収支につきましては実質収支で2,141万1,016円の黒字決算でございます。なお、進捗率につきましては88.4%でございます。
次に、休日急患診療所費につきましては、収支差し引きゼロでございます。
次に、公設地方卸売市場事業でございますが、農業振興の拠点としての役割を改めて明確にし、公設市場として存続させるべく、関連店舗の移転による市場機能の集約化と活性化、用地売却によります長期借入金の繰上償還による財務の健全化等に取り組んだところでございます。決算収支につきましては、149万3,655円の黒字決算を確保したところでございます。
次に、老人保健医療事業につきましては、後期高齢者医療制度に移行されたことによりまして、平成22年度をもって会計を閉鎖いたしました。
次に、駅南土地区画整理事業につきましては、保留地の積極的な売却を進めたところでございますが、決算では一番右の欄の実質収支は4,253万5,387円の赤字となっておりますが、単年度で見ますと7,119万9,139円の収支改善が図られたところでございます。
次に、6ページをお願いします。
農業集落排水施設事業でございますが、計画処理区域全体の整備が完了しており、各施設の適正な維持管理に努めており、水洗化率は89.5%、本市全人口に対する水洗化可能人口、いわゆる普及率でございますが、13.1%でございます。決算収支につきましては、一般会計の繰り入れや資本費、平準化債等の歳入確保に努め、一番右の欄の実質収支につきましては、4,234万8,432円の黒字決算となっておるものでございます。
次に、石原土地区画整理事業でございますが、整備が完了し、清算金の交付及び徴収事務を行ったものでございます。土地売り払いを行うとともに、経営健全化対策として一般会計からの繰り入れを行いました結果、収支の改善は図られましたものの、一番右の欄の実質収支につきましては、19億8,120万7,797円の赤字決算となっております。
次に、駅
周辺土地区画整理事業でございますが、道路築造及び街区整地工事、上水道配水管等の新設及び移設、物件移転等を行いました結果、進捗率につきましては94.5%となっております。保留地の売却を行いますとともに、経営健全化対策といたしまして、一般会計からの繰り入れを行いました結果、5億14万5,868円の収支改善が図られましたが、一番右の欄の実質収支につきましては、6億4,058万9,723円の赤字決算となっております。
次に、介護保険事業でございますが、一番右の欄の実質収支は保険事業勘定で6,011万3,747円の黒字決算、介護サービス事業勘定も551万8,423円の黒字決算となっております。
次に、河守土地区画整理事業でございますが、街区の整地工事、物件移転補償を行い事業を進めました結果、進捗率につきましては94.2%となったところでございます。一番右の欄の実質収支につきましては、1,571万2,085円の黒字決算になっております。
次の
下夜久野地区財産区管理会は、収支差し引きゼロでございます。
次に、後期高齢者医療事業でございますが、20年4月より老人医療制度が後期高齢者医療制度に移行されたことによります京都府後期高齢者広域連合会への市の納付金等を計上をいたしておりまして、一番右の欄の実質収支につきましては1,613万5,673円の黒字決算となっております。
7ページをお願いをいたします。
一般会計の主な一般財源の状況でございますが、合計で対前年度比13億3,668万7,000円、率にいたしまして5.3%の増となっております。これにつきましては、市税が前年度に比べまして1億6,277万3,000円の減となりましたものの、地方交付税が前年度と比べますと8億7,998万7,000円、率にいたしまして8.2%、さらに臨時財政対策債につきましては6億6,060万円、50.8%の大幅な増となったことが主な要因でございます。
次の4の義務的経費でございますが、人件費につきましては事業費支弁人件費を除きますと超過勤務手当や期末勤勉手当の減等によりまして対前年度比3.5%、2億4,502万円の減となっております。また、退職手当を除きますと対前年度で比べますと3%、1億8,716万1,000円の減となっておるものでございます。
次の2番の扶助費につきましては、景気悪化に伴います生活保護費の増や子ども手当の創設によります増でございまして、率にして20.5%、12億2,636万7,000円の大幅な増となっております。
次の3番の公債費につきましては、公的補償金免除の繰上償還が終了したこと、繰上償還によります定期償還金の減などによりまして、昨年度に比べますと7.3%、4億3,115万8,000円の減となっております。なお、22年度の一般会計の地方債残高につきましては、497億5,796万円でございます。
8ページをお願いいたします。
投資的経費の状況でございますが、総額で78億3,070万6,000円、対前年に比べますと9億160万円、率にいたしまして13%の増となっております。これにつきましては、総合防災センターの用地取得につきましては完了いたしましたが、『e−ふくちやま』整備事業を初め、埋め立て処分場や小学校の耐震改修事業、それから新学校給食センター建設事業、さらには災害復旧事業等が増加したことが主な要因でございます。
9ページから11ページにかけましては、繰り越しの状況として23年度に繰り越しをいたしました事業を掲載しております。特に11ページにつきましては、
東日本大震災の影響によります事故繰越事業でございます。
12ページをお願いをいたします。
市税の状況でございます。市税の決算額につきましては113億1,610万4,367円でございまして、前年度より1億6,277万3,404円、1.42%の減となっております。その主な要因でございますが、法人市民税や固定資産税などは増となっておりますが、リーマンショックに続く景気後退によりまして、前年中の所得を基準として計算をいたします個人市民税が、前年度より2億6,504万6,852円、率にいたしまして7.51%の減となったことにより減額となったものでございます。
科目別の構成比率でございますが、市民税が39.4%、固定資産税が51.3%、その他が9.3%となっております。
現年度及び滞納繰り越し分を含めました市税全体の徴収率でございますが、昨年度と同じ93.89%となっております。
13ページ以降につきましては、各部別の決算にかかる成果説明書でございます。各部におけます一般会計及び特別会計にかかる事業の主なものにつきまして、その決算の成果説明をいたしておりますので、後ほどお目通しを賜りたいと存じます。
次に、議第43号、平成22年度福知山市
ガス事業会計決算の認定についてから、議第45号、平成22年度福知山市
病院事業会計決算の認定につきまして、ご説明をさせていただきます。
初めに、ガス事業でございます。下にページを打っておりまして、ガの8ページをお願いいたします。
福知山市ガス事業報告書によりまして説明を申し上げます。
まず概況、総括事項でございます。
第4段落にありますように、収支の状況につきましては収入の面ではガス販売量の増加により、前年度に比べまして3.6%の増の6億4,055万7,000円となり、支出の面では原料購入量の増加や平均単価の上昇により製造費が増加したものの、経常経費全般の抑制に努めました結果、当年度につきましては2,584万2,000円の純利益となっております。
次に、ガの3ページをお願いいたします。
ガス事業の損益計算書でございます。下から3行目に記載をいたしておりますとおり、本年度の純利益につきましては2,584万2,217円でございますが、前年度繰越欠損金が5億9,811万2,069円ございますので、当年度の未処理欠損金につきましては5億7,226万9,852円となります。この欠損金の処理につきましてはガの5ページのガス事業欠損金処理計算書によりまして処理することといたしております。
続きまして、水道事業決算につきましてご説明を申し上げます。
恐れ入りますが、水の8ページをお願いします。下のところにページが打ってありますので、水の8ページをお願いいたします。
水道事業報告書によりまして、ご説明を申し上げます。
まず概況、総括事項でございますが、第4段落ですが、収支の状況につきましては収入の面では6月から料金改定を実施したことに加えまして、猛暑の影響等で給水量が減少しなかったことから、給水収益につきましては15.2%の増の12億996万2,000円となり、支出の面でも組織体制の見直しによりまして職員数を削減するなど、経費全般の抑制に努めました結果、5,914万4,000円の純利益を計上することとなったものでございます。
水の3ページをお願いをいたします。
水道事業損益計算書でございますが、下から3行目に記載をいたしておりますとおり、本年度の経常利益は5,919万3,816円の純利益となりました。これに前年度繰越利益剰余金が200万4,356円を加えまして、当年度の未処分利益剰余金につきましては、6,119万8,172円となります。この剰余金の処分につきましては、水の5ページの水道事業剰余金処分計算書のとおり処理する予定といたしております。
続きまして、病院事業会計につきましてご説明を申し上げます。別冊の平成22年度福知山市
企業会計決算書、病院事業をご覧いただきたいと存じます。
7ページをお願いをいたします。
病院事業報告書、概況、総括事項でございますが、第4段落ですが、収支につきましては、病院改築に伴う減価償却等が依然として高い水準にありましたが、患者数の増加や診療単価の伸び等によりまして、診療収入が前年度に比べまして10.3%と大幅に増加をいたしておりまして、当年度につきましては新病院開院後初となります9,806万9,000円の純利益を計上することができました。
3ページをお願いをいたします。
病院事業の損益計算書でございますが、下から3行目に記載をいたしておりますとおり、本年度の経常利益につきましては9,806万9,175円の純利益となりましたが、前年度繰越欠損金が37億8,305万8,259円ございますので、当年度未処理欠損金につきましては、36億8,498万9,084円となります。この欠損金の処理につきましては、4ページの下段に掲げております病院事業欠損金処理計算書によりまして処理することといたしております。
以上で決算関係の説明を終わらせていただきまして、再度、恐れ入りますが議案書の73ページをお願いをいたします。
議第46号、
工事請負契約の締結についてでありますが、高
機能消防指令システム設置工事にかかる
工事請負契約を締結するものでございます。契約の方法は、随意契約、契約の金額は2億8,087万5,000円。契約の相手方は大阪府吹田市江坂町2丁目1番43号、株式会社富士通ゼネラル近畿情報通信ネットワーク営業部 部長 坂口 進氏でございます。
75ページをお願いをいたします。
議第47号、
工事請負契約の締結についてでありますが、
仲ノ坪北貯留施設築造工事にかかる
工事請負契約を締結するものでございます。契約の方法は、条件付一般競争入札による契約、契約の金額は1億5,234万4,500円。契約の相手方は福知山市字立原13番地、中小路建設株式会社、代表取締役 横山清子氏でございます。
77ページをお願いします。
議第48号、
工事請負契約の変更についてでありますが、川口地域他
FTTH網整備工事にかかる変更契約を締結するものでございます。変更前の契約金額は4億4,108万4,000円。変更後の契約金額は4億1,038万9,350円で、変更理由といたしましては、引き込み世帯数の減少によるものでございます。契約の相手方は、日本コムシス・堀通信共同企業体、代表者京都市西京区桂下豆田町20−2、NTT桂営業所内別棟2階、日本コムシス株式会社京都営業所 所長 浦本祐次氏。構成員 福知山市字天田391番地の乙、株式会社堀通信、代表取締役堀英一氏でございます。
79ページをお願いをいたします。
議第49号、
工事請負契約の変更についてでありますが、夜久野地域他
FTTH網整備工事にかかる変更契約を締結するものでございます。変更前契約金額は2億2,653万7,500円。変更後の契約金額は2億1,151万6,200円で、変更理由につきましては、引き込み世帯数の減少によるものでございます。契約の相手方は、コミューチュア・森電気工業共同企業体、代表者 京都市右京区西院東中水町8番1、株式会社コミューチュア京都支店、支店長 南條和敏氏。構成員 福知山市問屋町1番地2、森電気工業株式会社福知山営業所、所長 織田 實氏でございます。
81ページをお願いをいたします。
議第50号、
工事請負契約の変更についてでありますが、庵我地域他
FTTH網整備工事にかかる変更契約を締結するものでございます。変更前契約金額は1億7,377万5,000円。変更後契約金額は1億5,228万8,850円で、変更理由につきましては、引き込み世帯数の減少によるものであります。契約の相手方は、東邦電気工業・西日本電気システム共同企業体、代表者 大阪市北区大淀南3丁目8番12号、東邦電気工業株式会社、大阪支店、執行役員支店長 諏訪健一氏。構成員 福知山市字上天津小字井口668番2、西日本電気システム株式会社、福知山支店、支店長 大島保正氏でございます。
83ページをお願いをいたします。
議第51号、
過疎地域自立促進市町村計画の変更についてであります。
平成22年度に策定をいたしました計画の事業箇所追加に伴い、変更を行うものでございます。変更の内容につきましては別紙のとおりでございますので、お目通しを賜りたいと存じます。
85ページをお願いをいたします。
議第52号、
土地改良事業の施行につきましては、平成23年5月の10日から11日発生の豪雨災害及び5月29日から30日発生の梅雨前線豪雨によります農地農業用施設災害の復旧事業に伴います
土地改良事業の施行によるものでございます。
87ページをお願いをいたします。
報第5号、継続費の精算報告書についてでありますが、継続事業として執行してまいりました最終処分場整備事業、防衛施設周辺障害防止事業及び南陵中学校改築事業につきまして、それぞれ継続年度が終了いたしましたので、次のページのとおり継続費の精算報告を申し上げておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。
89ページをお願いいたします。
報第6号、
健全化判断比率等についてでありますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、平成22年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足率につきまして議会にご報告するものでございます。
これは、地方公共団体の財政の早期健全化や再生の必要性を判断するためのものといたしまして、四つの財政指標を健全化判断比率として定め、地方公共団体は健全化判断比率のいずれかが
早期健全化基準以上である場合には、当該健全化判断比率を公表した年度の末日までに財政健全化計画を定めなければならないとされております。また、公営企業を経営する地方公共団体につきましては、資金不足比率が健全化基準以上となった場合につきましては、経営健全化計画を定めなければならないとされているところでございます。
福知山市の場合でございますが、平成22年度の財政健全化比率でございますが、次のページをご覧いただきたいと思いますが、財政の健全化判断比率は各指標、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債比率、それから将来負担比率とも
早期健全化基準の範囲内でございました。また、実質公債比率及び将来負担比率につきましては、いずれも改善をされております。これにつきましては、公債費の減、それから市債残高の減、さらには交付税の増などが主な要因でございます。
また、公営企業等の資金不足比率につきましては、昨年度に引き続きましてすべての会計で健全化基準以内となっております。
以上で、上程をされました議案並びに報告につきましての説明を終わらせていただきます。どうかよろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。
○(
野田勝康議長) これにて、提案理由の説明が終わりました。
以上で、本日の議事日程は終了いたしました。
次回は、来る9月15日午前10時から本会議を開きます。
それまで、議案熟読のため、休会といたします。
なお、一般質問の通告締め切りは明8日の午後3時となっておりますので、期限までに通告書の提出をお願いいたします。
それでは、本日はこれをもって散会といたします。
なお、この後、一般質問の順番を決める抽選を行いますので、抽選の必要な方は午前11時30分に第一応接室にご参集ください。お願いします。
それでは、大変ご苦労さまでした。
午前11時19分 散会...